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2008年 6月 14〜15日 福島県あそこ
メンバー
たかさん(渓道楽)
malmaさん(フリー)
HARAさん(瀧友会)
怪長、副怪長、銭無(日本吸盤協会)
宴会参加
おぎんちゃん、佑次郎君
文 :怪長
素材写真 : たかさん、副怪長
編集&画像処理 : 銭無
毎年第二土曜日を含む土曜〜日曜の二日間で行われる「あそこツアー」が 今年も開催されました。

 未明、いつもの集合場所に殆ど?時間差無く全員集合。 大王様時間(要は遅刻(爆))を予告していた大王様(HARAさん)が 一番乗りで到着していて
「私が一番乗りってどういう事ですか!?」
と早速の大王攻撃にタジタジです。 全員が顔見知りのメンバー同士ですが、普段中々会えなかったり、久々の 再会だったりして、いつも通りに暫しの談笑。 が、そんな事で毎度夜が明けてしまったり、他パーティに先行されて しまったりしている事を鋭く指摘する声が!(笑) アセッて移動の声を掛けた私でありました。^^;

 しかし現地に到着してみると入渓点には既に天幕が! 天幕の主達に話を聞いてみるとやはり「あそこ」に入渓するとの事。 こればかりは致し方ないので行先を変える事にしました。 今年はHARAさんの参加でmalmaさんとのコンビ、BJ(ブラックジョーク)ペア 復活です。 この二人がコンビになった時、他のメンバーは
「あ、あの二人は放っておいて我々は違う所に行きましょう」
というのが
常套句となっています(笑) そんな訳で、BJペアは最上流地区へ、残りのメンバーで「そこそこ」に 入渓する事に決定しました。
 今回のメンバーは、渓道楽のたかさん+日本吸盤協会の銭無、副怪長、私の4名です。 駐車スペースの関係で他メンバーと離れた所に車を停めた私は、そそくさと 着替えを済ました。今回入渓の「そこそこ」には名物のF1があります。 このF1は実に嫌らしい滝です。「そこそこ」への入渓が決定したので私は ハーネス、カラビナ、ロープ、グリグリといった登攀用具もバッチリ装備したのでした。 入渓点で待つ事暫し。他メンバーが集まってきました。 しかし、見ると全員ハーネスを装備していないではないですか!?
「なにゅ〜ん!?私だけ装備しても意味無いじゃ〜ん!?」
他メンバー曰く。
「あ、忘れた」
「今日は持って来なかったなァ」
「車に積んであると思ったけど無かったわ」
コラ〜〜〜!!チミ達!!
しょうがないので私もハーネスを外そうとすると
「あ、怪長は一応しといて下さい。何かあれば役に立つでしょ」
「ちゃんとロープも持ってね♪」
お陰で私の荷は重くなってしまったのでした。

 さて、そんなこんなで渓に降り立った4人ですが、先ずは小手調べに以前たかさんに 尺の実績がある堰堤に向かいました。今回も尺を釣って頂こうではないですか。 と、良く々話を聞くと今回たかさんはテンカラ一本勝負だといいます。 他の道具は持ってきていないとの事。 テンカラを始めたら他の釣りは一切するな!とは良く言われる事ですからね。 早速用意を始めたたかさんですが、見ると竿がちょっと長いような気がします。
う〜ん・・・始めたばかりでしかもテーパーラインじゃなくてレベルラインで、 ちゃんと振り込めるんですか〜???(笑)
しかし、苦労しながらもラインは伸びています。
うむ、流石!!
聞けば昨年始めたばかりで見事「ボ」を喰らい、初の一尾が未だとの事。 頑張れ!!たかさん!!初の一尾が尺だったら格好イイぞ〜!!

 しかし、御留守だったようです(笑) 銭無も餌釣りで挑戦しましたが、反応無しです。 どうも魚の気配がありません。 水が少なくヌルも多いこの状態では無理からぬ事でしょう。 一行は気を取り直して先を急ぎました。
  と、何やら怪しい霊気・・・いや、冷気が!! 嘘?未だF1前ですよ? しかし、我々の前に立ちはだかったのは紛れもない雪渓でした。 慎重に巻きながら
「この時期、こんな所に雪渓があるのは初めてだなぁ」
と思わず口にしました。 今年は確かに雪は多かったみたいですが、融けるのも早かったので、 緑も充分過ぎるぐらい繁茂しています。 それなのにこんな下流に雪渓が。 全くもって自然の不思議です。

 下流域においては近年型モノの実績はあまり無いのですが、 折角ですからたかさんのテンカラの腕を磨く事にしましょう。 しかしながらポイントは小さいし、ヌルは多いし、藪も多い(笑) テンカラで釣るには不適切なポイントばかりです。 たかさんのイライラメーターは既に80%は超えているでしょう(爆)

 さて、F1に到着です。 ここは登りは何とかなるのですが、下りが難しい。 しかし、今年は前述の通りヌルが多く明らかにレベルが上がっています。 通常でも手掛かり足掛かりに苦労するこの滝なのに ヌルのお陰でフリクションが更に少なくなっているのでした。

 銭無が特攻隊長に名乗りを上げ、手始めに取り付きましたが、銭無のシューズはヌルには滅法弱いアクアソール。

 さすがに苦労している様子です。 何とか登りきりましたが、やはり相当に滑るから注意しろの指示が出ました。

 私はパーティの安全も考え次に登り、上から確保する事にしました。

やはりかなりのキツさでしたが無事登り切り、支持点を設け他メンバーの確保にあたります。
念の為の確保でしたが、たかさんもロープに頼る事なく登ってきました。
流石!!
スパイダーマンの異名を持つ副怪長はほっといても・・・でもやっぱりいつもより苦労したようです。






F1を越え本格的に竿出しを・・・
ん?
たかさんが何だかブツブツ言っています。
「ボサが多くてこれじゃ振り込めないよ〜」
そうなんです。ここは本家あそこより小渓なのでテンカラを振るだけのバックが取り辛い。 仮に振れたとしてもポイントに更なるボサが(笑) これじゃ初心者ならずともテンカラを振るのは難しい状況です。 代わりに竿を出すメンバーを指を咥えながら見ているたかさんの イライラメーターは最早90%は超えているでしょう(爆)

 さて、今まで一向に魚の気配が無かったのですが、遂に私の竿に岩魚が掛かりました。 大きさは6寸程度だったのですが、綺麗な魚体です。 リリースしようとするとたかさんが駆け寄ってきて写真を撮ると言います。
「こんな小さいの撮らなくても・・・」
と言う私に
「いや、これが最初で最後の一尾かもしれないですから」
なんて縁起でもない事を言うたかさんでしたが、今思えばその裏には
「俺も6寸でも良いからテンカラで一尾上げてぇ〜!」
という思いが隠れていたに違いありません(笑)

 そして魚を見てしまったたかさんのイライラメーターは遂にMAXに!!
「もう我慢できん!!餌釣りに変更だ〜!!」(爆)
餌釣りともなればベテランのたかさん。 目の前に現れた好ポイントを勧めると(この私の善意が後に疑惑を呼ぶ事に) 早速バシっと決めます。 テンカラ竿なのでしなるしなる(笑)
あれは相当楽しめたと思います。 上がってきたのは丸々太った9寸超えの岩魚でした。 その尺かと見まごうばかりの魚体にしばし見惚れました。 たかさんも満足の様子で写真を撮りまくっています。
ちぇっ、何が最初で最後の一尾だよ!(爆)
この時はそう思ったのですが・・・
 そうそう、忘れていましたが(笑)銭無と副怪長は手前の枝沢に突入していました。 相変わらず枝沢を見つけると様子を見に行かなくては気が済まないメンバーです。 さてと・・・私は手が空いてしまいましたね。 あれ?次のポイントも中々のポイントじゃないですか。 どれどれ・・・・・

ガツン!!
おぉ〜!!来たァ〜〜〜!!
うむぅ、上がらんぞ。ちょっと大きいカモ。
31cmでした。

あ、・・・マズイ!!
何がマズイのかと言うと、少し話が脱線しますが次の通りです。
今回の宿は高級コテージなのですが、ベッドも含め布団が6組しかありません。 後で合流のおぎんちゃん親子も含めると足りない数です。 そこで事前に
「今回は一番大物を釣っちゃったヤツは床にでも寝てろ!!」
と他の誰でもない私自身が冗談を言っていたのです。 それなのに尺モノを釣ってしまったとなると・・・・・
案の定でした。 異変を嗅ぎつけたメンバー達が駆け寄ってきました。

「ん?今のちょっと大きかったんじゃないの?」
「床か?床!?」
あのォ・・・31cmでした・・・
「床決定だな!!」
そんな〜、腰痛が未だ完治してないのに〜。リハビリ中なんですよ、私。
オマケにたかさんは
「アレ?人に手前で9寸釣らせておいて自分は尺ですか!?」
いや、そんな事言ったって・・・助けてぇ〜〜!!(爆)

散々イヂめられた私でしたが、この魚体も素晴らしく満足でした。 この後はポンポン魚が出るようになってきました。 銭無は心無し調子が出ない様子でしたが、そんな時は誰にでもあります。 しかし、銭無が釣っているすぐ下流で副怪長が魚を抜き上げた時は 流石の私も思わず笑ってしまいました。
 その後も少々無理をしてF4まで到達したのですが、 いつも魚が群れているF4も静まり返っていました。 水量が少なかったし、もしかしたら地震の影響もあったかもしれません。


 あとは大休止をとって山菜を確保しながら帰るだけです。 遅くまで残っている雪渓で遡行は苦労はしましたが、 お陰で季節はずれのコゴミなども採れたりして充分に満足したメンバーなのでした。

 無理をしてここまで遡ってきてしまったので時間にあまり余裕がありません。 急いで帰らなくっちゃ!仲間が待っている。
今夜は高級ロッジで大宴会だ!! 頭の中は既に温泉と宴会の事で一杯なのでした(笑)

【宴会編】
 少々無理をしてしまったせいですっかり遅くなってしまった私達でしたが、 宿泊地に着くと驚く事が待ち受けていました。 受付を済ます為に管理棟に立ち寄ると
「色々な所からお電話が入って居ります」
と言われました。 この時点で地震の事を全く知らなかった私の頭の中は???でした。 聞けば宮城岩手で大地震があったと言うではないですか!!
 心配したメンバーの家族・知り合いが電話を掛けてきていたのでした。 受付を済ませた私は慌ててこの事を他のメンバーに知らせました。 地震の事を知っていたのはおぎんちゃん親子だけで、入渓していたメンバーは 誰一人として地震に気付いていた者はいないのでした^^; 皆携帯電話などをチェックし始めると案の定メールなどが入りまくっていました。 特に銭無は地元が岩手という事もあり、大勢の方から連絡が入っていて、 返信するのにてんてこ舞いしています。 本当は銭無が買出し担当だったのですが、一向に出掛ける様子がないので 代わりにおぎんちゃんとたかさんが出掛けてくれました。ありがとう。

 こうして地震の話が冷めやらぬまま宴会の用意が始りました。 各人が手分けして協力し合い、あっと言う間に宴会の始まりです。 玉葱の皮むきなど手伝ってくれた佑次郎君(おぎんちゃんのご子息)ありがとう! パチパチ熱ち!熱ち!言いながら炭を熾してくれた副怪長ありがとう!

 さて、今年も弟子希望さん(注:7/14付けで日本吸盤協会見習い怪員に正式登録されました)が高級牛肉を差し入れてくれました。ありがとう!しかし、昨年焼き方でフレンチシェフに散々脅されたせいで誰も肉を焼こうとしません(爆) この難役を引き受けてくれたのが「新焼き鳥屋のおじさん」ことおぎんちゃんです。 自前で作った焼き鳥も含めてコンロの前に陣取り焼き方始めです。
・・・と思ったらおぎんちゃんが何か私に言ってきました。
「あのさ、焼くのに燃料がいるんだよね〜」
へ?燃料?
だって炭が赤々と燃えているではないですか? ですが次の瞬間には意味を理解しました。
「あ、燃料ね!了解」
私はおぎんちゃんにビールを手渡したのでした(笑) 肉を焼く燃料より焼く人の燃料の方が高いかな?(爆)

 そして好例のたかさんの天麩羅。 最早これなくしてはあそこツアーは語れないでしょう。 今年も美味しい天麩羅をありがとう! オマケに翌朝の天丼用の天麩羅もいつの間にか揚げてくれていました。 再度、感謝です!!

 それから忘れてはいけない銭無の包丁捌き。 今年はたかさんと私の岩魚が刺身に変わりました。 これまた甘味があり大変美味しゅうございました。

 おぎんちゃんの差し入れてくれた奄美の焼酎も美味かった。 本当にブランデーのような風合いで、焼酎とは思えない味でした。

 ちょっと驚いたのはHARAさんがサラダを作ってくれた事(笑) HARAさんに言わせれば
「私だってサラダぐらい作りますよ。 フッフッフッ・・・」
ってとこでしょうけど、何となく普段のイメージと合わないので 少々意外でした(笑)

 さてさて、宴会中はもう笑いの連続。 内容はクダラナイのですが、みんな笑いっぱなしです。 中でもHARAさんの居眠りが余程ツボにハマったらしく 佑次郎君は写真を撮りまくったりしてシャイな普段は見せない笑顔です。

 malmaさんは銭無の車の話に大受け。 ドアが内側から開かないだとかエアコンが効かないだとか(笑) 誰かが言った
「エンジンはかかるんですよね?」
の一言には全員大爆笑。
「それって最早車の話とは思えないですぅ。ふ、ふ、腹筋が痛い〜」
と文字通り腹を抱えて笑いまくるmalmaさんでした。

 気の合った仲間と騒ぐのは本当に楽しい事です。 始めは心無しか元気の無かった銭無も宴会が始った頃にはいつもの銭無に戻っていました。 酒を呑み、毒を吐き、そして笑う。 何でも無い事のようですが、人間本当に大事なのはこんなところなのかな? と改めて思い直しました。

 こうして今年のあそこツアーも皆様のご協力の元、怪我人も無く無事終了できました。 幹事役の私といたしましてはこれに勝る喜びはございません。 来年も是非楽しいツアーにしたいと思っています。
みんな本当にありがとう!!